
口唇ヘルペスとは、唇や口のまわりに水ぶくれが出来てしまうもの。
かゆみや痛み、違和感があります。
ヘルペスは一度かかってしまうと、完治しない病気。
さらに感染力がとても強いので、周りの人にうつしてしまう可能性がとても高い。
放っておくと、1週間~1か月以上も症状が治らないことも・・・
口唇ヘルペスが出来たら、すぐに病院の皮膚科に行って診てもらうのが一番!
そのあとは、再発しないように自己管理をするしかないのです。
そこで、私がいつも最短1週間で治している方法をお伝えしますー
ヘルペスを治す時に注意する点
・ヘルペスを舐めない(唾液が付くと悪化します)
・無暗に触らない(手の汚れで悪化する・別の場所に移る)
・タオルや食器を共有して使わない(他の人に移ります)
・放っておく(悪化して広がり、治るのに時間がかかります)
・何かあればすぐに水で洗う(患部の状態をキレイにすることで早く治ります)
➀初期症状
唇や口のまわりの一部が『ピリピリ』したり、
ニキビのような小さな突起が現れたら、
まずは手と口のまわりをキレイに水で洗い、
口唇ヘルペス用の専用の薬を塗りましょう。
付ける時は必ず・・・
【1】手を洗う
【2】口のまわり全体を水でキレイにすすぐ
【3】キレイなタオルか、ティッシュで水気を拭き取る
【4】薬を患部に塗り、その後手は綺麗に洗う
☆食事の後は必ず塗り直しましょう!
*ヘルペスの患部を触ったタオルやティッシュは、絶対に他の人が触らないように!
感染力がとても強いので、同じタオルを使っただけでうつってしまいます!
*他人と同じコップやタオル、食器は絶対に使わないで!
私の場合、小さなプツプツと、熱を伴うかゆみが唇の一部に現れます。
専用の薬がない場合は、薬用リップクリームで唇を乾燥させないように。
➁水ぶくれができる。
初期症状で薬を塗っても、発症し始めたヘルペスは絶対に水ぶくれになります。
完全に水ぶくれになった場合は、薬用リップクリームは塗らないで!
リップにヘルペスの菌が付いてしまいます。
ヘルペス専用の薬を付けましょう。
➂水ぶくれが膿んだり、破れはじめたら
なるべく、水ぶくれができたら、
薬を優しく付けたりして、水ぶくれを破らないようにします。
でももし破れてしまうと・・・
水ぶくれから黄色い膜が出たりします。
【1】水ぶくれが潰れたら、めくれた皮膚をきれいにします。
【2】黄色い膜を洗い流し、唇全体をキレイにします。
【3】少し痛いですが、そこに薬を思いっきり塗り込みます。
*ふやけたりめくれかけた皮膚は、
薬が患部にきちんと塗れないので、
汚れと共に洗い流した方がいいです。
*染みて痛いですが、この方が早く薬が効きます。
(黄色い膜は本来、傷を治してくれる身体の分泌物です)
黄色い膜と、グジュグジュした皮膚をティッシュで拭き取り、水で洗って薬を塗る。
一日に、何度もこれを繰り返します。
トイレに席を立ったときなど、気づいたら塗るようにしましょう。
*食事の後もかならず塗り直してください。
繰り返していると、ヘルペスが次第に治まり、カサブタが出来てきます。
➃カサブタになってきたら
皮膚が正常に戻り始め、普通のカサブタが張り始めても、薬を塗り続けます。
カサブタが完全に治るまで、ヘルペス菌は侮れません。
*もしカサブタが剥がれて、血が出ている状態でほおっておくと、
またヘルペスの症状が出てきてしまうことがあります!
ここまでくれば、他人にうつることもあまり心配しなくても大丈夫です。
でも、完治するまでは気を付けていてください!
これで小さいヘルペスなら最短1週間で治ります。
ただし、寝不足や体調によっても症状が変わってくるので、気を付けてください。
☆ヘルペスは、
・体の免疫力が低下している時
・風邪や病気にかかっている時
・疲れている時(特に寝不足)
・紫外線を浴びすぎた時
によく出てくる病気です。
特に、紫外線を浴びる時はリップクリームなどで事前に唇を守っておくことが大切!
ヘルペスを触った手で目を触ったり、
トイレで股に触れてしまうと、そこに移ってしまいます。
でも、いつ・誰が・どこで発症するかわからない、とても身近な病気です。
病院など、かかりつけのお医者さんにちゃんと対処法や治療法を聞いてくださいね。