
秋分の日とは、どんな意味があるのでしょう?
どうして祝日なの?
なにをする日なのかな・・・?
秋の彼岸って?
ということを調べてみました!
秋分の日とは、太陽が昇っている昼の時間と太陽が沈んでいる夜の時間が同じ日のことをいいます。
よく、「昼と夜の長さが同じ」といわれていますね。
秋分の日を過ぎると、今まで太陽が昇っている明るい時間が長かった時期が終わり、
夜の日の沈んでいる時間のほうが長くなる時期に変わっていきます。
夏から、秋に変わる、境界線のような日ですね。
秋分の日の前後は彼岸といって、亡くなった人たちのいる世界が私たちの世界と近づく期間です。
彼岸には、先祖が帰ってくるので、そのときに合わせてお墓参りやお寺参りをすること人も多いでしょう。
「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」ともいって、昔からとても大切にされてきました。
期間は、秋分の日の3日前の日から3日後まで。
3日前は「彼岸入り」
秋分の日は「彼岸の中日」
3日後は「彼岸明け」
と、それぞれ呼び名があります。
全部合わせて7日間あるので、その間に先祖の供養などをする習慣があります。
どうしてその中日が祝日なのかというと・・・
「秋季皇霊祭」というのは、天皇など、宮中で行われていた習慣なのです。
それが一般のいろんな人の間に広まっていったのが始まりです。
彼岸というと、仏教など宗教的な意味でとらえがちですが、
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」
という、広い人に対して、亡くなった人を想う日として作られた祝日なのです。
祝日ということもあるので・・・
お墓参りや、先祖の祀られている祭壇に線香を上げてゆっくり手を合わせられますね。
秋分の日は、毎年9月22日か23日にあります。
日にちが前後してしまうのは、地球の回転と太陽の位置との関係が毎年少しずつ違うからです。
なので、年によって日にちが変わることがあるんです。
とはいえ、秋分の日はあまりズレないので、そんなに気にすることはないでしょう。
特に、23日が秋分の日になることが多いので、覚えやすいですね。
天文学的にも、こんなにズレないのは珍しいんですよ。
その代わり、半年前にある春分の日は、かなりズレがあるので気をつけましょう。
「昼と夜の長さが同じ」ということは一緒なのに、ちょっと違いがあるみたいです。
秋の夜長の始まりとして、秋分の日から少しのんびりし始めてもいいんじゃないでしょうか♪