
年末になると「仕事納め」 年始には「仕事始め」
どちらも、いつになるのかちゃんと決まっているんです。
しかも、法律でもちゃんと決められているんです!
正月休みのことを知って、焦らずゆっくりとお正月を楽しみましょう♪
仕事納めとは、その年の仕事や業務を
新年に向けて整理し、全て終わらせること。
だいたい、12月28~30日の間に仕事納めをすることが多い。
一般の企業だと、28~29日
金融機関の銀行だと、30日まで仕事をしていることがある。
また、サービス業などでは年中無休で営業しているところもあり、
そこでは、会社単位ではなく、働いている個人のシフトなどによって
仕事納めが決まっていることもあります。
仕事納めを行う場合、
営業日と休業日を働いている人はもちろん
取引先の会社や企業にもきちんと伝えておく必要があります。
仕事始めとは、新年になって初めて仕事をすること。
毎年、官公庁では1月4日が仕事始めで、「官長御用始め」といわれています。
そこから、一般の企業なども1月4日を仕事始めとしているところが多いようです。
だいたい、1月4~5日の間が多い。
昔は、木こりが初めて木を切ったり、
漁師が初めて舟に乗ったり、
田畑を初めて耕したり、する日のことをいいました。
仕事納めから仕事始めまでの間の期間、
12月29日から1月3日までは
法律でも決められている、休日なのです。
これが、「正月休み」と呼ばれているものです。
ところで、仕事納めの12月28日が
もし土曜日だったら・・・
すでに休日なので、その前日の金曜日27日。
28日が日曜日だったら・・・
金曜日の26日。
銀行の場合なら、仕事納めが30日なので、
その日が土曜・日曜の場合は金曜日になる日。
28日か29日になります。
仕事始めの1月4日が土曜日だったら・・・
週初めの月曜日、6日。
4日が日曜日だったら、
月曜日の5日が仕事始めの日になります。
どちらも土日にかぶっていたり、うまくお正月の休日が増えると
なんだかうれしいですよね。
とはいえ、年末年始を休まず働いている人も、会社も、街もあるので、
そんな人たちは無理せずゆっくりしましょうね。