感染性胃腸炎になったとき、出勤はどうしたらいいの?

冬場になると、生の牡蠣や充分に加熱されていない食べ物を口にして
下痢や嘔吐の症状に襲われた・・・というようなニュースを耳にする機会が増えますよね。

こういったニュースで報道される胃腸炎の症状は
たいてい「ノロウィルス」「ロタウィルス」などの
ウィルスに感染しています。

これら、ウィルスに感染したことによって引き起こされる胃腸炎のことを
『感染性胃腸炎』と言います。

この胃腸炎は、どれだけ注意していたとしても感染してしまう可能性がある
非情に身近な病気になります。

「感染性胃腸炎になってしまったけど、外せない仕事がある・・・」
「有給休暇がなくて、もう休めない・・・」
という場合、会社へ出勤しても大丈夫なのでしょうか?

感染が拡大するかも・・・

「ノロウィルス」などの細菌というのは
非常に感染力が高いことで有名です。

胃腸炎の症状が出た状態で出勤してしまうと、
社内にウィルスをばらまくことになってしまう可能性がありますので、
症状が収まるまでは出勤しないのが懸命です。

有給休暇が残っている場合は、
職場に感染を拡大させないために、休暇を取るのが懸命でしょう。

腹痛

会社から出勤停止命令が出る場合も・・・

ノロウィルスに感染した・・・と会社に報告すると、
出勤停止命令が出る場合があります。

本人がいくら「出勤できます!仕事がしたいんです!」と主張したとしても、
他の従業員に感染が拡がらないようにしなくてはいけませんから
そんな命令が出るのも当然ですよね・・・。

このとき、有給休暇が残っている場合は
有給休暇ということで処理されると思います。

しかし、有給休暇が残っていない場合、
休業している間のお給料はどうなってしまうのでしょう?

給与が出る可能性も

これは会社の就業規則などにもよりますから一概には言えませんが、
「休業手当」ということで、ある程度のお給料を支払ってもらえる可能性があります。
(一般的に、「休業手当」は、平均賃金の60%といわれています)

しかし、「休業手当」を請求することができるのは
会社から出勤停止命令が出た場合、ということになります。

「体調不良で休みます」と自分から申請した場合は
通常の「欠勤扱い」となってしまいます。

この辺りの扱いについては、会社との相談になりますので、
「感染性胃腸炎になったから休業手当が出る!」
というわけではありません。

事前に会社へ連絡し、休暇の扱いについて相談してください。

職場復帰はいつ頃から?

感染性胃腸炎は、下痢や嘔吐などの症状が収まってからも、
2~3週間は便にウィルスが残っている、といいます。

さすがにそんなに長期間休むわけにはいかないと思いますので、
職場への復帰に関しては、かかりつけの医師と会社に相談して
決めてください。

下痢、嘔吐などの症状がなくなって、健康な状態になったら
出勤しても大丈夫、と言われる場合がほとんどですので、
目安はそれくらいでしょうね。

この感染症は、どれだけ予防に気を遣っていても
感染するときは感染してしまいます。

感染したあとは、一日でも早く体調を整えることを考えると共に、
周囲に感染者を増やさないように、気をつけてくださいね。


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