
節分と言えば、豆と鬼。
節分は「立春」、季節の変わり目の前日に当たります。
季節の変わり目には、疫病なんかを運んでくる邪気が家に入りやすいと言われているので、
それを払うために鬼退治をして、代わりに福の神様を呼び込むんです。
【豆のまき方】
〇豆は炒られたものを使おう!
(生豆だと、目が生えてしまったら鬼が再び一緒に目を出してくるようです!)
(「炒る=射る」ってこと!)
(大豆だよ! 節分用の美味しい大豆を用意しよう!)
〇豆は魔滅。とっても縁起がいいもの!
〇鬼のパンツはトラ柄!
(牛の角とトラの牙、トラの皮のふんどしをまいている)
〇豆をまくのは年男、一家の主、厄年の人がまくとさらに鬼を払えて効果的!
(厄を払いたい人がまくといいよ。楽しく鬼を退治しよう!)
〇「鬼は外、福は内」と大きな声で叫んで豆をまこう! そうすれば邪気や災厄が払える!
そして鬼を家の外に追い出して、福を呼び込んだら
今度は自分の身体を清める番!
鬼退治にまいた豆は、きちんと全部回収しよう!
食べ物だから、ちゃんと集めて食べないと、食べ物の神様に怒られてしまいます。
☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆
【節分の豆の食べ方】
◇豆は自分の年齢ではなく、数え年の数の豆を食べよう。
「今は12歳でも、今年の誕生日が来たら13歳」=13個
「今年80歳になるおじいちゃんが『永遠の18歳』って言い張っていたとしても」=80個
「年齢不詳のお母さんが23歳って言ってたら、お父さんにこっそり聞いて・・・現52歳」=53個
みんな自分の年齢はきちんと数えよう!
今年で何歳になるのかを数えたら、その数だけの豆を食べよう!
☆豆を食べるのは、今年一年の無病息災を願うため。
事故や病気には無縁であってほしい!
年齢詐称して豆の数があっていなかったら、願っても叶わないかも・・・
☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆
地域によって違いますが、近所の神社などではまいた豆を半紙に包んで口をひねり、
それを神様に奉納する所があります。
自分のを奉納して、先に納められているものと交換して持って帰ることができる。
私の実家の神社ではそういう風習がありました。
他にもいろんなしきたりや風習があると思うので、近所の神社で一度聞いてみてもいいかも!
それに、豆まきは家と同じように、神社でも行われる行事です。
何か屋台が並んでお祭りになっているところもあるかも・・・!
ちなみに、節分の豆が入っている木でできた容器。 枡!(マス)
枡とは、昔の計量カップなのです!
一升枡(イッショウマス)が一般的。
米を測るときに一升というのは、これで測るから!
「枡(マス)=増す・益す」
良いことが増えるという意味でとっても縁起がいいもの!
昔からの行事で今年一年を楽しく無病息災で過ごしましょう!
☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆.。₀:*゚✲゚*:₀。☆
節分っていろいろあるので、色々小分けにしてあります!
◇ 節分の恵方巻について。つくり方や意味などはこちら。
⇒ 『節分の季節! 恵方巻の作り方と意味を丸かぶり!』
◇ 節分の飾り物、柊鰯について。どうしてヒイラギとイワシなのか?をまとめたのはこちら。
⇒ 『節分の季節! ヒイラギとイワシで柊鰯を作ろう!』
◇ 恵方巻を向いて食べる方向は四種類しかない! 今年の方向が簡単にわかる!
⇒ 『節分の季節! 今年の恵方巻の方角は? 美味しく願いを叶えよう!』