
寒くなると気になってくるのが、インフルエンザ。
特に、抵抗力や免疫力の低い子供は、
予防接種を受けただけでは安心できません・・・。
インフルエンザだけでも大変ですが、
実は、インフルエンザにかかったことで
肺炎を併発してしまう可能性があるって知ってましたか!?
もし肺炎になってしまった場合、どんな症状が出るんでしょうか?
まずは、インフルエンザの基本的な症状がどんなものか
確認してみましょう。
インフルエンザの症状
・急に体温が上昇し、高熱(38度以上)が何日も続く
・関節の痛みや腹痛などの全身症状がでる
・咳やタン、呼吸困難などの症状がでる
これらの症状が、だいたい3~7日続いてから快方に向かう、
というのが一般的です。
(もちろん個人差はあります)
普通の風邪とは違って、
急に症状が重くなる、というのが特徴的ですね。
では、肺炎の症状というと、どういうものがあるのでしょう?
・・・実は、インフルエンザの症状と
あまり変わらないんです。
肺炎、と聞くと、激しい咳が出たり
胸に痛みを感じたりする、というイメージが強いですよね。
インフルエンザにかかった場合でも、
これらの症状が出る場合があるんです。
ですので、
現在の症状が、インフルエンザによるものなのか、
肺炎によるものなのか、すぐに判断することはできません。
子供は、抵抗力や免疫力の弱いので、
インフルエンザにかかってしまうと、肺炎を併発してしまうことがあります。
咳が激しかったり、胸に痛みがあるようでしたら
お医者さんへいって、レントゲンや血液検査をしてもらうと
いいかもしれません。
症状がインフルエンザと似ている、ということで
「検査の必要はないですよ」
と言われることがあるかもしれません。
しかし、肺炎になっていないかどうか気になるのでしたら
少しムリにお願いする、または別の病院で検査してもらう、など
してもらったほうがいいと思います。
・・・というのも、肺炎というのは
だいたいの場合、入院しなければならないからです。
入院、となってしまいますと、
退院するまでに2~3週間かかってしまうことも・・・。
発見が遅れてしまうよりは、早めに発見できたほうがいいですから、
そこは遠慮せず、お医者さんに聞いておきましょう。
「インフルエンザかな?
ただの風邪かな?
肺炎かな?」
と判断に迷った場合は、
すぐにでも病院へ行って検査を受けてください。
当然ながら、素人考えで治療するのは危険ですし
市販の薬は全然効果がないこともあります・・・。
特に、インフルエンザは症状が急激にでるうえ、重症化しやすいので、
症状がでたらすぐに病院へ行ったほうがいいです。
きちんとお医者さんに診察してもらうことで、
心に余裕ができて、治療に専念することもできますからね。
インフルエンザは、かかった本人も、
治療する側も辛いものです・・・。
できるだけ早く完治できるよう、最善を尽くしましょう!