
生クリームは少量でも売っていますが、
なかなか常備しづらい食材ですよね。
大さじ一杯、二杯でいいのに・・・
パックで買うのはもったいない・・・
なんてときに、生クリームの代用品をまとめてみました
まず、生クリームとは・・・
生乳から乳脂肪分を遠心分離で取り出し、濃縮したもの。
牛乳よりも濃厚で、乳脂肪分が18%以上のものののこと。
乳脂肪分が多いため、生クリームは独特の風味と濃厚な味わいがあります。
牛乳だけだと、スープなどにはそのまま代用できますが、
焼き菓子やホイップクリームなどには水分量が多いので、代用できません。
また、バターだけだと、乳脂肪分が多すぎて水分が少なく
風味も質感も少し違ってきます。
●牛乳には3%以下しか乳脂肪分が含まれていないので
補うために溶かしバターを混ぜると代用できます。
牛乳3:バター1 の割合
牛乳が大さじ3なら、溶かしバターは大さじ1(約12g)
濃厚さを多くしたいときはバターの量を調節してみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
固形のバターの場合、
大さじ1 = 12g
小さじ1 = 4g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●ヨーグルトそのままなら、バターと混ぜると代用できます。
ヨーグルト1:バター2 の割合
●水切りヨーグルトだと、生クリームと同じ分量で代用できます。
ヨーグルトを、キッチンペーペーを敷いたザルに出し、
一晩ほど置いておくと、水分が抜けます。
砂糖が入っていないプレーンの方が代用しやすいです。
ホイップクリームとは、植物性の生クリームのことです。
これも、生クリームと同量で代用することができます。
菜種油などの植物から採れる油で作られたものなので、
乳成分は含まれていません。
生クリームだとすこし胸焼けする・・・など
乳製品が苦手な人でも食べることができます。
風味は少し違いますが、安いので手頃ですね。
代用することは可能ですが、製菓などには難しいです。
もともと、コーヒーフレッシュなどは植物性油から出来ているので、
乳脂肪分はほとんど含まれていません。
水分量も多いので、料理の風味付け程度ならできますが、
製菓にはお勧めできません。
豆腐クリームだと、生クリームと同じ分量で代用できます。
つくり方
豆腐には水分が多く含まれているので、まず水切りしましょう。
クッキングペーパーなどで包み、水の入ったボウルなどの重しを上に乗せて
一時間ほど冷蔵庫の中に置いておきます。
水分が抜けたら、フードプロセッサーなどで滑らかになるまで潰します。
料理に使うなら・・オリーブオイルなど
お菓子系なら・・レモン汁、はちみつ、メープルシロップなど
を混ぜあわせると、ヘルシーな生クリームの代用品として使えます。
豆腐に比べると水分量が多いので、製菓に使うのは難しいです。
ただ、クリームパスタやスープ類などの料理になら、代用品として使えます。
生クリームは、乳脂肪分が多く、水分量が少ないので
特に代用品の水分量が関係してきます。
製菓の場合、仕上がりにかなり影響してくるので、
水分量の多い代用品の利用は気をつけたほうがいいです。
ただ、料理の場合には気にせず使えます。
風味や風合い、質感が代用品では変わってしまうことが多いですが、
好みに合わせて生クリームの代用品として利用できますよ♪