
洋菓子を作る時やカクテルなど
たまに目にするコアントローやグランマニエ。
実際、どんなものなのでしょう?
洋菓子のアクセントやチョコレートにも合うんですよ。
コアントローとグランマニエは、どちらもアルコール度数40度の洋酒です。
オレンジリキュールと言って、オレンジの香りや風味のするお酒です。
オレンジの果皮・果皮エキスと一緒にアルコール蒸留して作られます。
無色透明でオレンジの甘みと香りがあります。
ボトルは綺麗な琥珀色ですが、中身は無色です。
コニャックに、ビターオレンジの果皮を使って熟成させたもの。
琥珀色でコアントローよりも香りやオレンジの苦味が強く、
加熱しても風味が残ります。
高級感のあるボトルで、贈答品としてもよく使われます。
コアントローとグランマニエは、同じオレンジリキュールの
銘柄の違いということです。
●オレンジリキュールの高級品なのが、グランマニエ。
グランマニエは香り・味・質感がとても良く、
コアントローと比べてオレンジの苦味などの風味が強いです。
熱を加えても香りが消えにくいので、焼き菓子などの洋菓子によく使われます。
●コアントローは、手頃な価格でグランマニエよりも手に入りやすいものです。
無色なので、カスタードクリームやホイップクリームなど、
色合いを変えたくないものによく使われています。
オレンジの香りづけ、ほのかな風味を足す時にちょうどいいです。
オレンジリキュールは、製菓の材料としてよく使われます。
マドレーヌやシフォンケーキなどにも使われますが、
もっともよく合う洋菓子は、チョコレート系でしょう。
トリュフやガトーショコラなど、チョコレートだけだと重たくなるけど、
コアントローやグランマニエなどのオレンジリキュール
を加えると、スッキリします。
他には、よく「ラム酒」や「ブランデー」を入れるときに、
代わりにオレンジリキュールを加えると、洋酒の香りだけでなく、
オレンジの柑橘系をプラスできるので、とてもオススメです。
もともと、「ラム酒」などの洋酒はアルコール度数が高く、
アルコールの香りとラムやブランデーなど、
洋酒独特の香りを菓子につけるために使います。
なので、「ラム酒」や「ブランデー」などの洋酒の香りが苦手な方は、
オレンジリキュールの柑橘系の香りだと美味しく作れるかもしれません。
好みに合わせて、コアントローやグランマニエなど、洋酒を使い分けてみると楽しいですよ♪