
夏は湿度が高くて、
冬は湿度が低い・・・
しかし、湿度計を見てみると、
夏の50%と冬の50%・・・
これって本当に同じなんでしょうか?
実は、温度の差で空気中に含まれる湿度が違うのです!!
夏と冬の湿度の違いについて、まとめてみました!
湿度とは?
湿度とは、空気の中に含まれている水分の量のこと。
温度によって、空気中に存在できる水分量が違うので、
同じ湿度数でも、季節によって変わってくる。
湿度は気温によって乾燥したり、湿気たりします。
温度が高いと、多くの水分を含むことが出来る。
なので、夏では高温多湿状態が多くなる。
温度が低いと、空気中の水分は少ししか含めません。
すると、冬は乾燥して、洗濯ものも乾きにくい・・・。
これで、夏の湿度50%と冬の湿度50%の違いがわかりましたか?
先ほど、冬は洗濯ものが乾きにくい・・・と言いましたが、
それは、空気中に存在できる水分量が関係しているんです。
夏の場合、空気中にたくさんの水分を含むことができます。
すると、太陽の熱で洗濯ものの水分が蒸発し、
どんどん空気中に水分を飛ばせるのです。
しかし冬の場合は、空気中に存在できる水分量は少ないので、
蒸発した洗濯ものの水分は、空気中に飛ぶことができず、
そのまま洗濯ものの中に留まってしまうのです。
雨の時もまた、空気中の水分量が多いので、
洗濯ものの水分が空気の中に飛んで行くことができません。
生乾きの状態が続き、気温が高いと嫌な匂いがしてきます。
これらの、空気中に含むことができる水分のことを飽和水蒸気量と言います。
空気の中の水分量が満杯だとそれ以上は吸い取れず、
水分量が少なければどんどん吸い取ってくれる。
これが、湿度と洗濯ものの関係なのです。
夏と冬の湿度の違いまとめ!
温度によって湿度は違います。
高いと水分量が多く、
低いと水分量は少ない。
同じ数値でも、夏と冬では違いがあるんですね。
また、水分は熱をためやすいので、
夏は除湿をすることで涼しくなることができますし、
冬は多湿して水分量を多くすると暖かくなりますよ!!
カビや乾燥などに気をつけながら、
簡単に楽しく季節を過ごしましょう!