
時計や懐中電灯などの小さいものから、
ガスコンロや玩具までいろいろ動かしてくれる乾電池。
乾電池にある、アルカリとマンガンの違い・・・
値段が高いから、アルカリ電池のほうが長持ちしそう・・・
マンガン電池は電圧が弱そう・・・
値段も特性も違うそれぞれが、
どんなものに使えば効率がいいのかをまとめました
アルカリ電池は、パワーと持久力のある乾電池です。
中に亜鉛がたくさん入っているので、
長時間使うCDプレイヤーや扇風機など
パワーが必要なミニ四駆や電動ねじ回しやミキサーなど
ここぞという時に長い時間、パワーを保たせたいなら、
アルカリ電池が最適です。
ただ、マンガン電池に比べて高価ではあります。
マンガン電池は、アルカリ電池よりも前から使われています。
使用と停止を繰り返し使っていると、停止している間に
電圧が回復する特徴があります。
電圧はアルカリ電池に比べて低いですが、
少しの電圧でいい時計や小さなオモチャ、
使用よりも休んでいる時の方が多いもの、リモコンや懐中電灯、
ガスコンロなどに使うと効率がいいです。
たまに使用するものや、小さな電気製品の場合に最適です。
アルカリ電池に比べて、半分くらいの値段で買えます。
アルカリ電池は長時間・パワーが必要なもの
マンガン電池は休んでいる時は電圧を回復、たまに使用するもの
という違いがありました。
日常生活でよく使う、
リモコンやガスコンロなどは、使用していない時のほうが多いので、
マンガン電池の方がいいでしょう。
使っていない時に、電圧が回復してくれるので、
消費するだけのアルカリ電池よりもはるかに長持ちします。
また、防災などのいつ使用するかわからない、
懐中電灯や携帯ラジオなども、マンガン電池の方がいいかもしれません。
意外と、日常生活ではマンガン電池の方が
使用頻度が高いかもしれませんね。
ただ、リモコンにはマンガン電池だけ!というわけではありません。
アルカリ電池を使っても、ちゃんと使用できます。
説明書などで、どちらか指定されていない場合は、
アルカリとマンガンのどちらを使っても大丈夫です。
これはやめたほうがいいです。
上にある特徴の通り、構造などが全然違います。
長時間使えるアルカリ電池と、休んだほうがいいマンガン電池。
これを一緒に使うと、電圧の無駄遣いや液漏れの原因、
また、機械などの故障につながったり、
最悪は電池が破裂することがあります。
使う際は一種類のみ。
上と同じ理由で、新品と中古を一緒に使うのも
やめたほうがいいです。
気をつけて安全に使いましょう!