
フィナンシェとマドレーヌの違いは何でしょう?
その答えは・・・・・・
- 最初に作った人
- 材料の違い
- 形の違い
それぞれをまとめてみました!
フィナンシェとマドレーヌの違い
✱ 作った人の違い
フィナンシェができたのはパリ。
金融機関の多い街周辺のお店が発祥とされ、
言葉には、「お金持ち」「金融家」という意味があります。
マドレーヌができたのはフランス。
メイドだった「マドレーヌ」という人が作ったお菓子。
その後、パリなどで有名になっていった。
✱ 材料の違い
どちらも主に、小麦粉と砂糖、ベーキングパウダーが使われていますが、
特徴的な違いがあります。
フィナンシェには・・・
「焦がしバター」
「アーモンドプードル」
「卵白」
マドレーヌには・・・
「溶かしバター」
「レモンの皮(or果汁)」
「全卵」
✱「焦がしバター」と「溶かしバター」の違いは、
小鍋などで少し泡立つくらいに焦がしたものか、
湯煎などで液体になるまで溶かしたもの。
✱「アーモンドプードル」はアーモンドを粉状にしたもの。
アーモンドパウダーとも呼ばれるもの。
✱「レモンの皮」は、表面の黄色い部分だけを削ったの。
白い部分まで削ってしまうと、苦味が多いので注意。
✱「卵白」と「全卵」の違いは、
卵の白身だけか、白身と黄身のどちらも。という意味。
✱ 形の違い
フィナンシェは、金融関係ということで
金塊の形を真似た長方形が特徴的。
マドレーヌは、貝殻の形が特徴的。
他にも、ギザギザなケーキカップなどに入っていることも。
✱ その他の違い・・・
味は、材料の違いから少し違います。
アーモンドの香りが漂うサックリとした食感のものがフィナンシェ。
柑橘とバターが香る、甘くシットリしたものがマドレーヌ。
作り方は、材料を混ぜるだけのマドレーヌの方が簡単。
バターを焦がす手間はありますが、それさえできれば、
フィナンシェもほとんど同じ作り方。
お好きな方を作ってみたり、ケーキ屋さんなどで買うときに
違いを確かめてみても楽しいですね。